北国の春

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私の手元に「北方季題選集」というのがある。その中の「春の部」を開くと「凍てゆるむ」「土恋し」「土匂ふ」「木の根明く」「雪泥」「煤け雪」「汚れ雪」「堅雪」「車紛」「車塵」「春吹雪」と言った季語がある。北国の人は春が近づき雪が溶け始め地面に土が現れるのをひたすら待ち焦がれる。半年もの間氷雪に閉じ込められている北海道ではことのほかその思いが深い。大地が顔を出し漸く土が匂い立つ時、しみじみと春の喜びに浸る。「土匂ふ」はかぐわしいものとして土の匂いを堪能する心であり、匂っている土そのものへの賛美だが、「土恋し」は土の現れるのを待つ心であると解説している。どの言葉にも北国に住む者のみが感受する思いが込められている。

この記事へのコメント

  • tommy88

    新川に家を買ったとき、そこは子育てをする場所でした。
    公宅から(エルムの森公園前から)移り、新川にお洒落な新居。
    庭は、子育て用の家庭菜園にしました。
    土を買って投入し、腐葉土を入れ、北大で枯葉を持ち帰り。
    庭にはミミズを放ち、いわゆる残飯を与えて、土を再生し。
    子どもたちはミミズに餌をやり、作物を育てました。
    冬、その庭(家庭菜園)は雪捨て場になり、踏んで圧雪にしていました。
    4月下旬まで雪は残りましたが、3月下旬から、地面に近いところが解けます。
    地面が見えると、クロッカスが毎年同じ場所に顔を見せます。
    土の匂いが少し埃っぽくとも、懐かしい春を感じさせました。
    娘たちは小学校を卒業するまで、庭で出来たミニトマトを食べまくりました。
    おそらく、土いじりの延長は、30歳を超えた娘たちの感性に残っているでしょう。
    2026年03月10日 23:22
  • めぎ

    雪解け後の土が見えるようになる季節は、本当に嬉しいですよね。
    2026年03月10日 23:53
  • sana

    北国では、雪に関する言葉は多いのですね。
    うちの親は雪深い土地の育ちで、冬は2階から出入りするのが当たりまえの生活だったと聞いてます。そういう土地だと、「土恋し」はあったでしょうねえ^^
    2026年03月11日 02:21
  • そら

    雪が溶け土が顔を覗かせると景色も一変しますよね
    長い間閉ざされていた土、やっと春!という思いでしょうねぇ(^^)
    2026年03月11日 06:31
  • ぼん

    北国ならではの季語ですね。
    2026年03月11日 10:12
  • kiyotan

    3月の雪解けの頃の小樽に行ったことがあります。
    まだ寒いと感じたのですが地元の方はもう春のコートを着て
    歩いてました。道は雪が溶けてドロビチャです。
    あの感じが春が来る頃なんですね
    土が見えると春なのですね
    2026年03月11日 10:20
  • marimo

    各地域ごとの季語を集めた本があったら面白そうですね。
    その土地特有の季語、その短い単語だけで情景が浮かびそうですね。
    2026年03月11日 10:29
  • JUNKO

    tommyさん、いい環境で理想的にお子さんたちを育てたのですね。新川はせせこましくなく広々と開けた感じの所です。手稲山の眺望もいいですよね。前田森林公園い行く時バスの穴かから新川を眺めていくのが好きでした。
    2026年03月11日 10:36
  • JUNKO

    めぎさん、今此方はまさにその季節です。
    2026年03月11日 10:36
  • JUNKO

    sanaさん、2階の窓から出入りするのは豪雪地帯ですね。一層土への思いが強かったことでしょう。
    2026年03月11日 10:38
  • JUNKO

    そらさん、土そのものも太陽の光を受けて喜こぶことでしょう。
    2026年03月11日 10:40
  • JUNKO

    ぼんさん、まさにそうですね。
    2026年03月11日 10:40
  • ぽこねん

    長い時間雪の下で過ごした土が徐々に姿を現してくる過程。待ち遠しいですね。
    2026年03月11日 10:44
  • JUNKO

    めぎさん、それ面白いですね。日本は細長く季節が順に移動していますからその土地、土地でいろんな言葉があるでしょうね。
    2026年03月11日 10:45
  • JUNKO

    ぽこねんさん、1日ずつ土の面積が広くなっていきます。
    2026年03月11日 10:46
  • JUNKO

    kiyotanさん、何か月も土の顔を見ないので早く目にしたい思いが強まるのでしょうね。雪割という作業をして土を捜します。
    2026年03月11日 11:25
  • 斗夢

    土は生きていくうえで絶対に必要なものですね。
    校庭がコンクリートで固められてるのを見て
    驚きました。
    2026年03月11日 12:09
  • Inatimy

    「土匂ふ」視覚にも嗅覚にも訴えてくるいい言葉ですね。
    すぐにイメージが湧いてきます^^。暖かくなってくるとわかる匂いってありますよね。
    2026年03月11日 16:22
  • Take-zee

    こんばんは❗
    昨日は寒かった、記憶10度未満の真冬並み。
    今日は一転いい天気、菜の花畑を歩いて来ました😀
    2026年03月11日 19:02
  • ヨッシーパパ

    昔の方は、言葉を大切にして、季節の言葉にも様々なニュアンスを漂わせていますね。
    2026年03月11日 20:48
  • JUNKO

    斗夢さん、土の感触を知らずに育つ都会っ子はかわいそうです。
    2026年03月11日 20:55
  • JUNKO

    Take-Zeeさん、菜の花花畑ですか。いい気持ちだったでしょう。寒い日の
    翌日だったら一層ですね。
    2026年03月11日 21:01
  • JUNKO

    ヨッシ―パパさん、いい言葉が沢山ありますね。言葉に対する感性も日本人はすばらしいです。
    2026年03月11日 21:03
  • tochi

    こんにちは
    本日は雨ですか
    この時期は、雪だったり雨だったり大変そうですね
    2026年03月11日 21:38
  • 夢の狩人

    北国の雪に関する季語って沢山ありますね!
    私は「土恋し」が好きです・・・。
    2026年03月11日 22:43
  • JUNKO

    tochiさん、この写真昨日のものではなかったです。こちらは最近傘を使っていないですね。
    2026年03月12日 13:15
  • JUNKO

    夢の狩人さん、いい言葉ですね。私も好きです。
    2026年03月12日 13:16