今日は3度ととまた寒い気温になった。折角雪の消えた路面に薄氷が張り日中も小糠雪のような雪が時折降った。どうもスムースに春に移行しない。曇天の空だと外出の気分もそがれる。プライムビデオの映画をチェックしたが見たい映画にも巡りあわない。時間をもてあました1日だった。玄関先にある相棒が買ってきたピンクのバラが唯一の慰めである。
小学生の袴姿
木の根明く
3月になると、土手に積もった雪の木立の根元の周囲の雪が、同心円状に溶けて洞になる。曇り空が続いていてももこの現象は確実に進行する、早春の地表的な営みの一つである。寒くともこの光景が始まると春の足音を聞く思いがする。「木の根明く」この現象は春の季題にもなっていることを思うと、北国に住む人のみが感じるものかとも思う。雪どけが始まった川の流れにも「水温む」のを感じるのも同じ感性だろう。